断水の範囲と復旧情報を確認する
水道事業者、自治体、集合住宅の管理会社・管理組合の順に、断水、応急給水、復旧見込みを確認します。地域に断水情報がなく自宅だけ水が出ない場合は、建物設備や宅地内配管の不具合も考えられます。止水栓やポンプを無理に操作せず、案内された相談先へ連絡します。
飲み水と生活用水を分け、給水場所を確認する
飲料水の備蓄目安は、1人1日3リットルです。家族人数と備える日数を掛け、清掃やトイレに使う生活用水とは分けて置きます。浴槽の水など、飲用できると確認できない水は飲みません。
応急給水を受ける前に、開設場所、時間、配布条件を確認し、ふたが閉まる清潔な容器を用意します。受け取った水は、現地で案内された用途と保存方法に従って使います。
排水できると分かるまで、便器へ水を流さない
「水が出ること」と「排水できること」は別です。自治体や下水道事業者、集合住宅の管理者から排水再開の案内が出るまでは、水洗トイレを使わず携帯トイレへ切り替えます。
排水できると確認された後も、便器の説明書と地域の案内に従います。携帯トイレの取り付け方は断水時の携帯トイレの使い方で確認できます。
飲む水を減らしすぎず、衛生を保つ
トイレを心配して飲水を極端に控えると、脱水につながるおそれがあります。特に高齢者や子どもには声をかけます。医師から飲水量の指示を受けている人は、その指示を優先してください。
流水が使えない場合は、手指消毒薬や清拭用品を使い、食品、ごみ、使用済み携帯トイレを分けて扱います。乳幼児、持病のある人、ペットがいる家庭は、調乳、服薬、療法食などに必要な水を共通分へ追加します。
平時に給水容器と連絡先を確認する
水道事業者と自治体の給水案内を保存し、給水容器、台車、携帯トイレの置き場所を家族で共有します。集合住宅では、停電時の給水方法と排水再開の連絡方法も管理側へ確認します。
この記事で確認した主な一次情報
- 内閣府「自然災害への備えは万全ですか?チェックしてみよう!」
- 厚生労働省「被災地での健康を守るために」
- 厚生労働省「避難所生活を過ごされる方々の健康管理に関するガイドライン」
- 厚生労働省「厚生労働省防災業務計画」
- 東京都水道局「災害時に水を配る場所 ~災害時給水ステーション~」
- 東京都「東京防災」225ページ
- 東京都「東京くらし防災」38ページ
- 気象庁「自分で行う災害への備え」
内容確認日:2026年7月29日
この記事の執筆・編集情報
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- もしもの防災編集部
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