水が出ても、すぐ便器へ流さない建物や地域の排水管が壊れていると、汚水の逆流や下階への漏水につながることがあります。管理会社や自治体の案内で排水できると確認するまでは、携帯トイレを使います。
最初に確認する3点
- 便器本体に割れや大きなずれがないか。
- マンションでは管理会社・管理組合から排水制限の案内が出ていないか。
- 自治体の下水道・浄化槽に関する案内が出ていないか。
携帯トイレの基本的な使い方
- 便座を上げ、便器全体を保護する袋をかぶせます。
- 便座を下げ、その上から排せつ用の袋をかぶせます。
- 使用後、製品の説明どおりに凝固剤や吸収材を使います。
- 空気を抜きながら袋を結び、さらに廃棄用袋へまとめます。
- ふた付き容器など、生活場所から離れた決められた場所で保管します。捨て方は自治体の案内に従います。
必要数は1人1日5回で考える
東京都の資料は、成人のトイレ回数を1日5~7回程度とし、備蓄の目安として1人1日5回×3日分を紹介しています。2人家族なら3日分で30回、7日分で70回です。体調、年齢、服薬などで回数が増える人は余裕を持たせます。
一緒に置いておく物
- 使い捨て手袋
- トイレットペーパー
- 手指を清潔にする用品
- 消臭袋・廃棄用袋
- 夜間用の電池式ライト
- ふた付きの保管容器
普段の便器で一度試す
袋の大きさ、便座との相性、凝固までの時間は製品で異なります。災害時に初めて開封するのではなく、家族で一度だけ練習し、使用期限と保管場所を書いておきましょう。

