建物が無事でも、生活設備は止まることがありますマンションでは停電で給水ポンプやエレベーターが停止し、配管損傷があると排水も制限されます。自宅の安全と設備の両方を確認します。
平時に管理会社へ確認すること
- 建物の耐震基準と大規模修繕の履歴
- 非常用発電設備が動かす範囲と運転可能時間
- 受水槽・給水ポンプ・共用水栓の位置
- 地震後にトイレや台所の排水を再開する判断方法
- エレベーター内の防災キャビネットと閉じ込め時の連絡方法
- 居住者の安否確認と要支援者を助ける仕組み
高層階ほど水と携帯トイレを多めに
エレベーター停止中は、水や物資を階段で運ぶ必要があります。飲料水は1人1日3リットルでまず3日分、可能なら1週間分を分散して保管します。携帯トイレは1人1日5回を目安にします。
地震後は排水確認まで流さない
上階で流した水が破損箇所から漏れ、下階へ被害を広げる場合があります。管理会社・管理組合が排水可能と案内するまでは、トイレ、台所、洗面、洗濯の排水を控え、携帯トイレを使います。
在宅避難できる条件
室内と建物に重大な損傷がなく、火災・津波・土砂災害の危険がなく、生活を続けられる場合は在宅避難が選択肢になります。ただし、自治体や管理者の判断を優先し、余震で状況が変わった場合に持ち出せる袋も準備します。
玄関付近に置く物
- 靴、懐中電灯、手袋、ヘルメット
- 非常持ち出し袋、薬、モバイルバッテリー
- 階段移動用の軽い給水袋
- 玄関扉が開かない場合に備えた工具(建物ルールと製品表示に従う)

